インタビューした社員
工場長Cさん
溶融亜鉛めっき工場の工場長として、めっき製造に関するさまざまな管理を行っています。
生産管理課Dさん
主にグレーチング関連の生産管理課として、年間の生産計画や納期管理、在庫管理、工程管理など担当しています。
転職前の仕事は?
工場長Cさん
鉄筋工、アルミサッシ製造、建築建材商社を経験しました。
生産管理課Dさん
ガソリンスタンドでの接客業です。
生産管理の難しさとやりがいについて教えてください
生産管理課Dさん
「生産管理課」という部署はまだ新しく、自分が一人目の社員です。ゼロからやらなければいけない事も多いのでその辺りが難しいです。
しかしその分、開拓者的立場として後任者ができた時にはスムーズにバトンタッチできるやり方を考えながら仕事をすることにやりがいを感じます。また、以前より生産効率が上昇しているのはうれしいです。(数字では表せないところがクヤシイ!)
人間関係の難しさについて教えてください
生産管理課Dさん
十人十色。人それぞれ考え方が違って当たり前と頭では分かっているのですが、なかなか意見を聞いていただけないことに人間関係の難しさを感じます。とにかく会社のためにも“なんとかせねば!”と、もがいています。
工場全体をこんな風にしてみたいという希望はありますか?
生産管理課Dさん
誰もが進んであいさつのできる会社。
誰もが相手に対して思いやりを持つ会社。
トイレの下駄がそろう会社。
みんなで目標達成に向かって楽しく仕事を頑張る会社。
誰もが相手に対して思いやりを持つ会社。
トイレの下駄がそろう会社。
みんなで目標達成に向かって楽しく仕事を頑張る会社。
普段から心掛けていることは?
工場長Cさん
安全第一と生産量(売上げ)です。
長であることの責任と意味について
工場長Cさん
目標達成を後押しする立場であると思っています。なにかトラブルが起きた時には、できるだけ経営者に相談しなくても物事を正しく解決できることが長である責任だと思います。
知識0からスタートさせためっき工場の苦労について
工場長Cさん
ありがたいことに、困ったときは他メーカーのたくさんの方にアドバイスを頂けたのであまり苦労はありませんでした。しかし、排水処理工程だけは今も苦労しています。
工場長になる前の決意は?
工場長Cさん
謙虚な気持ちを今まで以上に持つこと。現場視点を持ちつつ経営視点を持つこと。
「新人」について昔と今で何か違いを感じますか?
工場長Cさん
今も昔も同じだと思います。
生産管理課Dさん
昔は、1から5まで聞いて残り10までは自分で考えてやってみる。
今は、1から10まで説明せねばやらない。しかし、言われたことは絶対やる。
感覚的ですがこのように感じます。
今は、1から10まで説明せねばやらない。しかし、言われたことは絶対やる。
感覚的ですがこのように感じます。
自分の新人時代はどうでしたか?
工場長Cさん
指示された仕事は断らない。人が嫌がる仕事をあえてやるようにしました。
生産管理課Dさん
とにかく必死で「誰にも負けるものか!」という気持ちでやってきました。すると数字で結果が現れるようになり、同時にどんどんテングになっていきました。でもテングの鼻を折ってくれる人が周囲にいたので感謝しています。
部下の育成でうまくいったこと、いっていないことについて
工場長Cさん
うまくいったことは、自ら考え、相談してくれること。うまくいっていないことは、文化の違いや価値観の違いで育成がしずらいところがあります。
生産管理課Dさん
現在は直属の部下がいませんが、以前の部署では失敗しても絶対に怒鳴ったりせず、原因分析をして対策を打つということはうまくいったと思います。うまくいかないことは部下に気を使いすぎるところだと思います。
理想の上司像はありますか?
工場長Cさん
相談できる(器が大きい)。困っている時に解決できる。常に上を目指している。
生産管理課Dさん
話を聞いてくれる。ヒントを与えてくれる。見えにくいようなところも、よく見てくれる。包容力がある。
部下育成に関して自分に足りないところは?それに対して今後どうしていきたいか
工場長Cさん
いまよりさらに相談しやすい上司になれるようしたい。
生産管理課Dさん
気を使いすぎるところが欠点だと思います。やはりそれでは逆の立場に立って考えても部下が育ちにくいので、本当に部下を伸ばすぞっ!て真剣に考えることが大事だと思います。