大事な情報をオープンにする

挑戦したこと

慣習

営業日報は経営者だけが見れるものだ

挑戦

営業日報を社内で共有する

結果

情報伝達が早くなりお客様の声が現場まで届きやすくなった

挑戦の背景

営業日報は会社にとって大切な情報源です。得意先の情報であったり、新製品につながるアイディアであったり、競業他社の情報であったり、クレーム内容が書いてあります。

それらは、むやみに共有できるものではないという先入観がありました。

具体的な行動

しかし、情報が漏れるリスクよりも共有するメリットの方が大きいと判断し営業日報を共有することを始めました。

営業マン同士に共有

最初は営業マン同士が見られるようにしました。

すると各営業マンがどんなことを会社に報告しているのか知れるようになりました。

また困っていることや知りたい情報を投げかける場としても使えるようになりました。自分が知っている情報であれば即座に教えることができます。

もちろん営業日報は営業マンの都合により100%真実をかけない場合もありますが、その多くの情報は社内にとって有益なものでした。

業務課員に共有

営業課員に共有した後は業務課員に回覧しました。

営業の具体的な動きが把握できるようになりました。また現場の状況やお客様の状況を伝えたり、全国の情報を知れるようになりました。それにより電話上で提案力が増しました。

製造部に共有

最近では製造部にも情報を共有することで最前線で起きているお客様の気持ちや営業マンの気持ちを共有することができました。それにより製造上のポイントが理解されやすくなり、不適合に対する処理も早くなりました。

挑戦して良かったこと

営業マンの声はいわばお客様の声。その声を全体に届けたことで当事者意識が上がりました。

気づき
隠すほどの重要な情報は世の中あまりない