挑戦したこと
先入観
亜鉛が付着しない冶具(ジグ)なんてできるわけがない
挑戦
亜鉛のつかない冶具をつくる
結果
開発に成功しコストダウンにつながる
挑戦の背景
グレーチングの最終工程は溶融亜鉛めっきを行います。従来は外部にめっき工程を依頼していましたが2010年から自社でメッキ工場を立ち上げました。
メッキ工程では製品を浸漬する時に冶具が使われます。このジグも鉄で作るため亜鉛が付着します。亜鉛が付着したジグを何度も使用すると製品の外観に影響与えるので定期的に冶具の亜鉛を取り除きます。
具体的な行動
そこで素人なりに、亜鉛のつかない冶具はできないものかと考えてみました。そうやってアンテナを立てていた時、ふとあるホームページで、これは使えるかもしれないと思う情報が載っていました。
挑戦してよかったこと
テストを200回ぐらい繰り返しましたが結果は良好でした。完璧ではないまでも、目的を実現できる亜鉛のつかない冶具開発に成功しました。業界ではこういった冶具は珍しいようです。
この挑戦を通して思わぬ発見がいくつかありました。それは専門的なことになるので説明は割愛させていただきますが、ここでもメッキ業界の常識の逆が我々の答えであることがわかりました。
気づき
アンテナを張れば『答え』からやってくる