挑戦したこと
先入観
在庫は少ない方がよい
挑戦
在庫を増やす
結果
繁忙期の生産が平準化された
挑戦の背景
業種業態にもよりますが、在庫はできるだけ持たない方が良いと言うのが一般的な考え方でしょう。在庫をたくさん持つほどキャッシュフローが悪くなり経営に影響を与えます。「在庫は悪」という言葉もあります。弊社も決算前に在庫調整を行ってきました。
しかし、在庫調整をすることで決算後に生産がタイトになるというのが毎年の恒例の問題でした。
そこには決算前には在庫調整するのが当たり前という先入観がありましたが、ある地点から会社の資金に少し余裕がうまれたことで在庫を増やしてみる挑戦を行いました。
具体的な行動
キャッシュフローが悪くなる不安はありましたが、資金がショートしないように決算書の内容をよく分析し必要な在庫数を導き出しました。
どのような在庫をどれだけ持てば良いのかを機械特性や製造能力を調べ、導き出しました。
挑戦してよかったこと
今までは閑散期と繁忙期の差が激しかったのですが、生産量の平準化に貢献できました。
結果として毎年恒例になっていた決算後の混乱が激減しました。繁忙期でも落ち着いて仕事ができるようになり、ミスも減少しました。
一番よかったのがお客様に納期でご迷惑をおかけする件数も激減しました。
気づき
常識の反対が正解の時がある